Brand:石巻工房
ISHINOMAKI STOOL by Karimoku
「石巻スツール」は、震災後、仮設住宅で踏み台や靴を履くときの椅子を必要としていたことから生み出されました。デザインするにあたり、石巻工房のメンバーは仮設住宅の現状をリサーチし、天袋(押入れの上にある棚)に荷物を入れる際の踏み台、玄関で靴を履く時の椅子としてビールケースを使うことが少なからずある事に気づき、コンパクトで軽いスツールをつくることにしました。屋内外どちらにも置ける軽やかでコンパクトなデザインは、現在ではご自宅やオフィス、カフェなどの幅広いシーンで使用され、石巻工房の代表作となっています。カリモクの技術を盛り込んだリデザインでは、その佇まいを残しつつ、スリムな部材で構成しています。より省スペースで使うことができるサイズとなり、カラー塗装バージョンも展開することで、さらに新鮮な印象が加わっています。2011年に震災復興を目指して立ち上がった石巻工房。震災の記憶は薄れても、被災地の人々の暮らしは続いていきます。活動を継続し、さらに発展させていくため、石巻工房の新たな一歩となるコラボレーションのパートナーとなったのが、日本を代表する木製家具メーカー「カリモク」でした。石巻工房 by Karimoku では、石巻工房のプロダクトが持つラフで力強いイメージを、カリモクの高い木工技術・塗装技術によって仕上げることで、オリジナルの良さを活かしつつ、精緻なつくりや現代的なカラーリングによって新たな魅力を引き出しています。それにより、これまでとは違うスタイルの空間にも取り入れやすくなり、プロダクトの活躍の場が大きく広がりました。カリモクは、国産木材のサスティナブルな有効利用、それによる森林保全や林業の活性化といった日本の森が抱える問題に取り組んでいます。石巻工房のプロダクトには「手元にある材料で何とかする」という原点の発想による、素材を選ばないデザインという特徴があります。このコラボレーションでは、カリモクの工場で生産時に発生する端材、商業的ニーズが限定的であるためにあまり利用されてこなかった多様な広葉樹、虫食い痕が残っていたりキツツキなどの鳥に穴をあけられた木材など、通常は家具用材として適格ではないとされている木材も積極的に活用していきます。石巻工房 by Karimoku は、カリモクでは使いにくかった材料を、それにまつわるストーリーも含め、石巻工房 by Karimoku のプロダクトを通じて活用することで、多様性を認める豊かな社会への貢献につながることを目指しています。石巻工房オリジナルバージョンもお取り扱いしています。石巻工房|石巻スツール
商品詳細
- 商品名
ISHINOMAKI STOOL by Karimoku - ブランド
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