意外と多くある?引っ越しの入居日前後でやることを徹底解説!

新居が決まって契約関係の手続きがひと段落すると、新生活への期待感が高まってワクワクしていると思います。

しかし、実際には新居への入居(引っ越し)に向けて準備しなければならないこと、やっておいた方が良いことがたくさんあります。

本記事では、抜かりなく準備して新生活を気持ちよく始められるように、不動産業界で働いた筆者の経験もふまえて、入居日までにやっておくべきこと、入居直後にやるべきことをご紹介します。

これから新居への引っ越しをしようと思っている人は参考にしてください。

入居日までにやっておくべきこと

引っ越しが決まってから入居までにやるべきことはたくさんあります。

現在の賃貸の退去手続きをしたり、新居に荷物を運ぶための引越し業者の手配などは誰もが思いつくことですが、その他にも細かなことが意外とたくさんあります。

まずは、引っ越しの際に入居日までにやっておくべきことをご紹介するので、確認して入居日までに済ませるようにしましょう。

入居日までにやっておくべきことは、主に以下の5つです。

  • 電気・水道・ガスの手続き
  • 電話やインターネットの変更手続き
  • 転居手続き(役所)
  • 郵便の転送手続き
  • 各サービスの住所変更(携帯やクレジットカードなど)

順番に解説します。

電気・水道・ガスの手続き

普段当たり前のように使っている電気や水道、ガスは、引っ越しの際に手続きしないと使用することができません。

退去する時にも、いつまで使用するのかをそれぞれの会社に連絡し、最後の精算をしないと基本料金を払い続けることになります。

退去をするお部屋の終了手続きは、管理会社が退去立ち合いの際に確認してくれることが多いので、漏れにくいかもしれません。

ですが、新居での開始手続きも行う必要があるので、入居日までに忘れずに手続きしておきましょう。

電気・水道・ガスのそれぞれの会社の連絡先は、管理会社(不動産会社)に聞けば教えてもらえます。

ガスについては特に注意が必要で、ガスを使い始めるには元栓の開栓立ち合いが必要になることが多くあります。

立ち合い不要の場合は、ガス会社側で利用開始日に合わせて元栓を開けておいてくれるので問題ないのですが、立ち合いが必要な場合は、ガス会社と予定が合わなかった場合、入居当日に開栓ができないこともあります。

ガスが使えないとお湯が使用できないため、不便な生活を送ることになります。

引っ越しの日取りが決まったら、ガス開栓の手続きは早めに進めることをオススメします。

電話やインターネットの変更手続き

固定電話やインターネットを契約していた場合は、引っ越しによる変更の手続きが必要です。

賃貸住宅のインターネット環境は「インターネット完備」と「インターネット対応」の2種類あり、「インターネット対応」の場合は、回線工事やプロバイダ契約を自分で行う必要があります。

インターネット対応の物件で引っ越し後も引き続きインターネットを利用する場合は、新居での通信開設工事が必要になるので、同時に手配すると良いでしょう。

また「インターネット無料」の物件は、回線工事や部屋への引き込み工事、プロバイダ契約も必要なく、無料でインターネットを使用できます。

転居手続き(役所)

退去する住所を住民票に登録している場合は、役所での手続きが必要です。

理由なく転居から14日以内に手続きしなかった場合、罰金を科されるケースもあるので忘れずに行いましょう。

同じ市区町村内で引っ越しをした場合は、役所に転居届の提出します。

別の市区町村へ引っ越しをした場合は、引っ越し前の市区町村で転出届を提出し、引っ越し後の市区町村で転入届の提出が必要です。

郵便の転送手続き

転送手続きとは、転居から1年間、引っ越し前の住所に届く郵便物を引っ越し後の住所に届けてもらうための手続きです。

郵便局に置いてある手続専用のハガキや、インターネットからでも手続きが可能です。

引っ越し直後に届く郵便物は、色々なサービスの住所変更手続きが完了していないこともあるので、転送手続きは忘れずに済ませておくことをオススメします。

各サービスの住所変更(携帯やクレジットカードなど)

携帯電話、クレジットカード、銀行など、自分の住所を登録しており、定期的に郵便物が届くようなサービスの住所変更も忘れずに済ませておきましょう。

郵便の転送手続きを済ませておけば困ることはないですが、転送期間は1年なので、忘れないうちに済ませておくことをオススメします。

入居前または直後にやっておくべきこと

ここからは、実際に引っ越しをして家具や荷物を運び入れる直前・直後にやっておくべきことをご紹介します。

下記の項目を済ませておくと、後々のトラブルを避けることができたり、退去時に費用を抑えられるので、ぜひ確認して実践してみてください。

  • 室内チェック(傷や汚れ)
  • 引っ越しの荷物が来る前に簡単な掃除
  • 引っ越し作業の監督
  • 水回り対策
  • 害虫対策
  • 傷対策

室内チェック(傷や汚れ)

賃貸物件に入居するにあたって、室内チェックは一番重要といっても過言ではありません。

できれば家具や荷物を運び入れる前に済ませるようにしましょう。

室内の傷や汚れがないかを改めて確認して、もし傷や汚れがあった場合は写真を撮っておきましょう。

そして撮った写真は、引っ越しが落ち着いた後、不動産会社にメールで送るようにしてください。

「この傷や汚れは入居する前からあった」という事実をしっかりと残しておくことで、その傷や汚れについては、退去時の原状回復義務を負わなくて済みます。

可能であれば、写真を送ったメールの返信として、写真の箇所については退去時に費用を請求しない旨を返してもらえると一番良いです。

また、写真を撮るだけではなく、その写真を不動産会社にメールで送ることが重要です。

メールであれば履歴が残るので、入居者側も「不動産会社に伝えていた」ことを証明することが簡単です。

ただ伝えるだけではなく、履歴が残る形で伝えておくことで、言った言わないの水掛け論にならず、退去時のトラブルを回避することができます。

新居の入居時にチェックしておくべきポイントは以下の7点です。必ず確認するようにしてください。

  • 壁や天井のクロスの汚れ・傷
  • フローリングの汚れ・傷
  • インターホン、照明、洗面、便器、エアコン、給湯機器等の設備に故障や不具合は無いか
  • 洗面所や浴室の水回りにカビは無いか
  • 水漏れしているところはないか
  • 扉などの建付けに不具合は無いか(扉の開閉に問題がないか)
  • 前の入居者の残置物は無いか

引っ越しの荷物が来る前に簡単な掃除

前の入居者が退去した後、どの部屋でも次の入居者を迎えるためのハウスクリーニングがされています。

しかし、ハウスクリーニング済みであったとしても、意外とお部屋は汚れています(空室期間が長ければ長いほど汚れは顕著です)。

引越し業者が荷物を持ってくる前に、室内チェックを終えたら簡単に掃除も済ませておきましょう。

家具を置いてしまうと掃除がしにくくなるので、入居日と引越しの日をずらして、事前に掃除することをオススメします。

引っ越し当日も多少の拭き掃除ができるように、雑巾を用意しておくと良いでしょう。

引っ越し作業の監督

引越し業者が到着して荷物や家具の搬入が始まったら、家具を置く場所の指示を出すだけではなく、家具を床に落としたり、壁にぶつけたりして部屋や荷物に傷を付けないかにも注意しておく必要があります。

自分が気づかないうちに部屋の壁に傷がついていたり、家具が壊れていたことに後から気づいても、引越し業者に補償してもらえない可能性が高いです。

引越し作業が傷や破損の原因だったとしても、その場で指摘しないと泣き寝入りせざるを得ない状況になってしまうため、引越し業者の作業はしっかりと監督しておくようにしましょう。

水回り対策

新居の水回り対策は、新生活が本格的に始まる前に行うことをオススメします。

水回りは、カビや水垢などの汚れが発生しやすく、一度カビや水垢がついてしまうと簡単には取れなくなってしまいます。

新居での生活が始まる前に、以下の水回り対策を行いましょう。

浴室の対策

入居時に浴室の対策をしておくと、その後のお手入れがかなり楽になります。

浴室は特にカビや水垢が発生しやすい場所なので、以下の対策をしましょう。

上記の4つをやるだけでもカビや水垢が発生しにくくなり、綺麗な状態を保ちやすくなります。

日々の掃除が楽になるだけではなく、退去の時に余計な清掃費用を請求されることもなくなります。

洗面台・トイレ・キッチンのシンクの対策

洗面台、トイレとキッチンのシンクも浴室と同じく、洗面台のコーティングと鏡に曇り止め剤を塗っておくと良いでしょう。

また、洗面台と床、トイレの便器と床の間にそれぞれ隙間が空いている場合は、マスキングテープで隙間を隠すと良いでしょう。

ほこりなどが隙間に入り込み、汚れが溜まることを事前に防げます。

このマスキングテープで隙間を隠すことは、他の様々な隙間にも応用できるので是非やってみてください。

害虫対策

害虫対策は、大きな家具や家電を置く前にやっておくことをオススメします。

虫は隙間から侵入してくるので、以下の方法で侵入経路をしっかりブロックしましょう。

エアコンの室外機・排水ホースの害虫対策

意外かもしれませんが、エアコンは害虫の侵入経路になっています。

外の空気を取り込んでいるので、空間的には室内と室外が繋がっています。

室外機のファンの部分にかぶせる防虫用ネットや、排水ホースの先端に取り付ける防虫キャップが市販されているので、購入して取り付けることをオススメします。

水回り下の隙間の害虫対策

洗面台の下やキッチンのシンクの下は、パイプなどを通すために穴が開いていて、少し隙間が空いている可能性がとても高いです。

この隙間も害虫の侵入経路となっているので、パテを使って隙間を埋めておくと良いでしょう。

傷対策

壁や床は入居後に家具や荷物を搬入すると、当分のあいだ手入れをすることが難しくなってしまいます。

綺麗な状態を長く保つためには、引っ越しで荷物を運び入れる前に傷対策を行うことをオススメします。

大型家電やテーブル、椅子などの家具を置く場所には、あらかじめ保護マットを設置しましょう。

日常的に動かす机や椅子などの家具には、床との接地面にクッションフェルトを装着して、床に傷がつきにくくなるように工夫しましょう。

保護マットなどを使うことによって、床の傷、へこみ、汚れなどを防ぐことができ、退去時の原状回復費やクリーニング費用を抑えることができます。

近隣住戸への挨拶

賃貸マンション・アパートに入居した際の近隣住戸への挨拶については、各個人の判断で良いでしょう。

昔は引っ越しをしたら近隣へ挨拶に行くことが当たり前という雰囲気がありましたが、最近は行かない人がかなり増えてきています。

自分も近隣も子供がいるファミリー向けの物件に引っ越した場合は、今後の長期的な付き合いも含めて挨拶に行った方が良いという程度に思います。

単身者であれば、挨拶に行かなくても問題ないでしょう。

住民同士のコミュニティが形成されているようなマンションだと、いざという時に助け合いもできますし、お互いの顔が分かっているということが安心感や防犯効果にもつながります。

挨拶に行く場合は、個人の判断になりますが、優先順位をつけるのであれば以下の順番で挨拶に行く範囲を考えるのが良いと思います。

  1. 隣の部屋
  2. 真下の部屋
  3. 真上の部屋
  4. 同じ階の部屋(2つ、3つ隣の部屋)

挨拶に行く場合は、手ぶらでも問題はありませんが、手土産を用意することが多いです。

高いものを用意する必要はなく、タオルや洗剤などの消耗品やお菓子を持っていくことが多いです。

単なる「気持ち」なので、あまり深く考えずにちょっとしたものを用意できると良いでしょう。

まとめ

今回は、引っ越しの当日や前後でやっておくべきことをご紹介しました。

引っ越しは新しい生活に向けてワクワクすると思いますが、意外とやっておくべきことはたくさんあります。

後々面倒になってしまうこと、やっておくと楽になることなど様々ですが、どれも事前に準備しておくことでスムーズに新生活をスタートできます。

どこまでやるかは自分次第ですが、事前にしっかりとリストアップして、スケジュールを計画しておくことをオススメします。

より良い新生活をスタートできるよう、少しでも参考にして頂けたら幸いです。

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